专栏

カイロプラクティックは面白い!

2019年 8月 29日更新

第84次 : 感染症のあとに併発する「反応性関節炎」とは?

図1 炎症を起こす場所です
画像出典: Mayo Clinic
Reactive Arthritis. Inflammation site

反応性関節炎(Reactive Arthritis)は、以前はライテル症候群(Reiter’s Syndrome)と呼ばれ、身体のどこかで起こる感染症に反応して炎症性の関節炎を併発するという病気です。

図2 症状の一覧図
画像出典: PCDS(Primarily Care Dermatology Society)
Images. Fig.1 Reactive Arthritis

症状

反応性関節炎には、大きな関節の炎症性関節炎、目の炎症、尿道の炎症といった特徴的な3つの症状があります。

ほかにも、以下のような症状があります。

  • 風邪のような症状
  • 発熱
  • 口内の潰瘍
  • 関節炎は引き金となる感染症が起こった後、1~4週間後に起こる。
  • 関節の痛み、硬直感、特に膝、足首、足。
  • 目の炎症結膜炎(Conjunctivitis)、葡萄膜炎(Uveitis)
  • 排尿時の痛み
  • 足指がソーセージのように腫れる
  • 腰痛
  • 足底や口周りの皮膚障害
要因
  • 年令
    20~40歳の男性に多い
  • 遺伝要因
    HLA-B27要因を持つ人は、この病気にかかっている患者の約75%を占める
原因

以下のような感染症によって、反応性関節炎が併発します。

  • クラミディア(Chlamydia)-性感染症
  • サルモネラ(Salmonella)-食中毒を起こします
  • シゲラ(Shigella)-赤痢菌
  • カンピロバクター(Campylobacter)- 食中毒菌
  • クロストリディアム(Clostridium Difficile)- 腸内菌の一種

反応性関節炎は、感染症後に起きる特殊な病気です。上記のような感染症になってから、数週間で関節炎になったときは、この関節炎の可能性があります。そのときは早急に専門家に相談してください。

2019年 8月 29日更新

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Columnist's Profile

Chiropractic Functional Neurologist
Hiro Sugawara D.C.Hiro Sugawara, D.C.

空手や棒術などの武道に打ち込む中、少林寺拳法の整体に興味を持ち、それがきっかけになりカイロプラクティックを知り渡米。1990年に Palmer - Westカイロプラクティック大学を卒業、学位を取得、92年 Sunnyvale に開業現在に至る。94年には、公認スポーツカイロプラクター資格を取得、95年より2000年母校 Palmer - West大学にて講師を務める。98年より Chiropractic Neurology の勉強を始め神経科カイロプラクティックの知識を深め、さらに、平衡感覚リハビリテーション講座、交通事故のスペシャリストとしての Auto Safety Trainer講座、機能神経科としての Developmental Disorder Specialty (発達障害児講座) 等数々の講座を終了。現在も Mountain View のシニアセンターやPHP (Parent Help Parent) にてセミナーを行いながら更なるカイロプラクティックの知識と技術向上に努めています。

Hiro Sugawara, D.C.

990 W Fremont Ave Ste M, Sunnyvale CA 94087

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