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これは、大体生後6～8週間に発見されることが多く、乳児の筋肉が成長してきた頃に現れます。約2％の新生児に起こります。

約1万人に3人発症すると言われます。このタイプの斜頸は、25～55歳に多く起こり、女性が男性よりも多いです。

• 首の筋肉の異常硬直により、首を真っすぐにできず傾いてしまう。
• 肩や首の痛みがある。
• 頭が傾いてしまうために目線がずれてしまう。
• 頭痛、または首や背中の鈍痛や疼痛がある。
• ストレスや過剰に歩くことにより症状が悪化する。
• 首の動きが著しく制限される。
• 乳児の場合、75％右の首の筋肉が硬直を起こす。
• 乳児の場合、首がうまく動かないため、右か左どちらかを下に向けた状態でずっと寝るようになり顔が平べったくなってしまう。
• 約75％の斜頸は、痛みを伴う。

• 首や背中のケガ。
• 出産時のケガにより首の筋肉の硬直を起こす。
• 遺伝的要因。
• 10～20％はケガが原因である（80～90％は原因がはっきりしてしない）。
• 首への感染症。
• 首の炎症症状。
• 中枢神経の問題。この場合は神経症状を伴う。

首がどの方向に曲がるかで、以下のように分けられます。回転型で左右に傾くタイプが多いですが、時にはミックスした型も見受けられます。

回転型（Rotational）―顔が右か左に向く。
横に傾く（Laterocollis）―顔は割り合いに真っ直ぐだが左右に傾むいてしまう。
顔が後ろに傾く（Retrocollis）
顔が前傾する（Anterocollis）

図3 斜頸の方向によって名称は変わります。
画像出典：NSTA
Spasmodic Torticollis Signs and Symptoms

寝違えも斜頸に分類されます、また軽いからと放っておくと、首が固まり治らなくなる可能性もあるので注意が必要です。子供も大人も、首に異変を感じたり、上記のような症状が出たりしたら、早急にカイロプラクターに相談してください。