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サブスカピュラリス（Subscapularis）

4つの筋肉の中で最も強い筋肉で、上腕を内側に回転させます。

テレスマイナー（Teres Minor）

上腕を外側に回転させます。

スプラスピネタス（Supraspinatus）

垂直に腕をたらした状態から15度腕を上げます。

インフラスピネタス（Infraspinatus）

上腕を外側に回転させます。

これらは、肩甲骨から上腕の骨の付いている筋肉で、それぞれ上腕を動かす役目を持っているのですが、同時に4つの筋肉は集合体として、肩関節を手や腕が働いている時に安定させ、手や腕による作業をサポートしています。

ローテーター・カフ筋腱鞘炎（Tendinitis）

若いアスリートや中年の方に多く見られます。

• スポーツ時に、肩より高く腕を上げて振ったり、投げたりの繰り返しをする。
• テニス、水泳、野球、バレーボール、重量挙げなどのスポーツなどが代表的です。

ローテーターカフの断裂（Tear）

中年以降の方に多く見られます。

• ケガや過剰使用によることが多いです。
• 肥満、喫煙は危険要因を増します。

慢性的な腱の損傷（Tendinosis）

加齢により腱への血行が低下し、慢性的に腱自体が弱くなるほか、繊維が硬くなって腱自体が分厚くなり硬いゴムのようになってしまいます。

• 喫煙や、肩より高く腕を上げる行為を繰り返すことで起こります。

インピンジメント（Impingement）

過剰使用により、肩甲骨と上腕の骨の間にある腱、筋肉が炎症を起こして、挟まれた状態になり痛みを起こします。

• これが重症化すると、低い確率ですが、五十肩（Frozen Shoulder）に進行してしまう場合があります。

• 肩の鋭い痛み、鈍痛、腫れがある。
• 髪の毛をとかしたり、後ろ側に腕を伸ばすことで痛みが出る。
• 腕に力が入らない。
• 睡眠中に肩の痛みがある。
• 肩の脱力感、硬直感がある。