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カイロプラクティックは面白い!

2023年 8月 11日更新

第131次 : 長時間の座り仕事には要注意!ローワークロス症候群とは

ローワークロス症候群(Lower Cross Syndrome)は、前回ご紹介した「アッパークロス症候群」と似ていますが、腰と下腹部の筋肉のバランスが崩れていくことによって起こります。

アッパークロス症候群同様に、筋肉が前後で硬い筋肉と弱い筋肉で「X」を作り、さまざまな問題を起こすため「ローワークロス症候群」と呼ばれています。

硬直する筋肉の部位
  • 腰椎の脊椎起立筋 (Lumbar Erector Spinae)
  • 大腿直筋 (Rectus Femoris)
  • 腸腰筋 (Illiopsoas)
弱くなる筋肉
  • 腹直筋 (Rectis Abdominus)
  • 大でん筋 (Gluteus Maximus)
  • 中でん筋 (Gluteus Medius)
原因
  • 長時間にわたり座り仕事の多い生活を送っている。
  • コンピューターを使う仕事をしている。
  • 腰周りの筋肉のバランスが崩れている。
  • 腰、股関節腿、でん部辺りの筋肉のバランスの崩れがある。
症状

ローワークロス症候群には、筋肉の崩れが股関節に出る「タイプA」と、筋肉の崩れが腰に出る「タイプB」という2つのタイプがあります。

  • 腰痛がある。
  • 筋肉のバランスの崩れが人体に負荷をかけ、これにより機能不全や関節のつぶれなどを起こす。
    • 特に腰椎の4番、5番、(Lumbar4&5)、仙骨の1番(SI:Sacroiliac)関節、股関節に影響が出ます。
  • 骨盤の前傾(Anrerior Pelvic Tilt)がある。
    • これによりお腹がぽっこり前へ出てしまいます。
  • 腰椎の前方へのカーブが強くなり腰への負担が増える。
    • カーブが強くなることで、腰椎の下部に負担がかかるようになります。
    • 姿勢としてはお尻が付き出ています。
  • 骨盤、股関節の痛みがある。
  • 腰、腿、骨盤辺りの稼働範囲が低下する。
対策
  • カイロプラクターに相談して適切な治療を受けてください。
  • 基本的には、硬直した筋肉にはリラックスするように、弱った筋肉には力を付けるようなエクササイズ、トレーニングをしてバランスを取っていく。
  • 生活習慣を改善する。
  • 日常的な運動を心掛ける。
  • 適当に運動、ストレッチなどをするのはお勧めしません。必ず専門家に相談の上、行なってください。

自分でもいろいろとできることはありますが、少し気になりだしたら、早めにカイロプラクターに相談して下さい。

2023年 8月 11日更新

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Columnist's Profile

Chiropractic Functional Neurologist
Hiro Sugawara D.C.Hiro Sugawara, D.C.

空手や棒術などの武道に打ち込む中、少林寺拳法の整体に興味を持ち、それがきっかけになりカイロプラクティックを知り渡米。1990年に Palmer - Westカイロプラクティック大学を卒業、学位を取得、92年 Sunnyvale に開業現在に至る。94年には、公認スポーツカイロプラクター資格を取得、95年より2000年母校 Palmer - West大学にて講師を務める。98年より Chiropractic Neurology の勉強を始め神経科カイロプラクティックの知識を深め、さらに、平衡感覚リハビリテーション講座、交通事故のスペシャリストとしての Auto Safety Trainer講座、機能神経科としての Developmental Disorder Specialty (発達障害児講座) 等数々の講座を終了。現在も Mountain View のシニアセンターやPHP (Parent Help Parent) にてセミナーを行いながら更なるカイロプラクティックの知識と技術向上に努めています。

Hiro Sugawara, D.C.

990 W Fremont Ave Ste M, Sunnyvale CA 94087

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