Chiropractic Functional Neurologist
Hiro Sugawara D.C. Hiro Sugawara, D.C. TEL: 408-738-0707

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カイロプラクティックは面白い!

カイロプラクティックはとても面白い、皆さんへお伝えしたいその不思議と魅力

2018年12月 18日更新

第76回 : 百害あって一利なし!人工トランス脂肪酸

図1:上がシス脂肪酸、下がトランス脂肪酸です。画像出典:Nutrients Review.com What are trans fatty acids?

栄養学において、大抵の場合、どんな食物に対してもその良し悪しが議論されるものですが、トランス脂肪酸(Trans Fat)に限っては、ほとんどの研究者や医師が、最も健康を害する油という意見に賛同しています。

トランス脂肪酸を摂取すると、いわゆる悪玉コレステロール(LDL)の値が上がり、善玉コレステロール(HDL)が下がってしまいます。これにより、心臓病になる危険性を大きく上げてしまうのです。さらに、脳卒中や糖尿病の危険性も増えることになります。

もちろん自然界にも、トランス脂肪酸は存在しています。自然のトランス脂肪酸は、食肉や乳製品に含まれ、牛肉、羊肉の油の3~9%、乳製品2.5%を占めています。ただし、この自然界からのトランス脂肪酸は、研究によって人体に害は無いとされています。

しかし、人工のトランス脂肪酸は前述のように人体に害があります。人工的に作られるトランス脂肪酸は、植物油に水素を付加して合成します。この時に液体から固体へと変化が起き、この油はPartially Hydrogenated Oilと呼ばれ、腐りにくく、そして風味を出すことができます。つまりトランス脂肪酸を使用してつくられた製品は、長期間店頭に並べても劣化せずに置ける、そして食物の味をある程度上げることができるので、たくさんの食品に使用されているのです。現在は、政府機関により、トランス脂肪酸の使用を抑えるようにと指示が出されているので、以前よりトランス脂肪酸の食品の含有量は減っています。しかし、いまだトランス脂肪酸を使用している食品はあるので、できるだけ摂取しない方がよいでしょう。

トランス脂肪酸を多く含む食品リスト
  • フライドポテト
  • 衣を付けて揚げた物
  • パイ、ビスケット(特に冷凍もの)
  • マーガリン
  • ショートニング
  • ケーキミックス、飾りのフロスティング
  • パンケーキやワッフルミックス
  • フライドチキン
  • アイスクリーム
  • 乳製品ではないクリーマー(コーヒーなどに入れる)
  • 電子レンジで作るポップコーン
  • 牛挽肉
  • 冷凍食品
  • ドーナッツ
  • 冷凍ピザ
トランス脂肪酸と心臓病の関係

図2:ラベルには「Trans Fat 0g」と表示されています。また、下にはTrans Fatではなく、Hydrogenated Oilsなどと書かれています。画像出典:The Healthful Truth.com Trans Fat Scam

トランス脂肪酸によって心臓病の危険率は上がることになります。食生活で、トランス脂肪酸の摂取を少し増やすだけで、悪玉コレステロールが増えるだけでなく、さらに善玉コレステロールが減ってしまいます。ちなみに、ほかの油を摂取すると、悪玉コレステロールは増えるものの、善玉コレステロールを減らすことはありません。

糖尿病とトランス脂肪酸

糖尿病とトランス脂肪酸の因果関係は、今のところはっきりしていないのですが、研究によれば、トランス脂肪酸を摂取する人の方が、摂取しない人に比べて40%も糖尿病になりやすいという結果が出ています。

トランス脂肪酸と炎症

過剰な炎症は、慢性的な西洋生活習慣病が要因と言われています。研究によりますと、トランス脂肪酸は、炎症を起こす体の物質を増加させ、炎症を起こしやすい体質を作ってしまいます。特に肥満体系の人は、最も影響を受けやすくなります。

血管とトランス脂肪酸

トランス脂肪酸は、血管の内壁を傷つけてしまいます。研究によると、トランス脂肪酸が血液中に増えることにより、善玉コレステロールは21%も減少してしまいます。そして血管の伸縮性は29%も減って血管が硬くなってしまいます。平均的なアメリカ人は、1日5.6グラムのトランス脂肪酸を摂取すると言われています。トランス脂肪酸の摂取量は少なければ少ないほどいいということなので、自然界からのトランス脂肪酸は仕方がないとしても、人工のトランス脂肪酸を極力摂取しないように努めましょう。

なお、食品に貼られているラベルに、「0g Trans Fat」という表示がありますが、これはトランス脂肪酸が0グラムというわけではありません。実は、「1 Serving」中のトランス脂肪酸が0.5グラム以下なら、こういう表示ができるのです。例えば、トランス脂肪酸含有量が0.5グラム以下の食品の1サービングがスプーン1杯だとすると、もしスプーン2杯使用した場合、実際には0.5グラム×スプーン2杯=1グラムを摂取することになります。特に、冷凍食品のように加工された食べ物には気をつけてください。

2018年12月 18日更新

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Columnist's Profile

Chiropractic Functional NeurologistHiro Sugawara D.C.(Hiro Sugawara, D.C.)

空手や棒術などの武道に打ち込む中、少林寺拳法の整体に興味を持ち、それがきっかけになりカイロプラクティックを知り渡米。1990年に Palmer - Westカイロプラクティック大学を卒業、学位を取得、92年 Sunnyvale に開業現在に至る。94年には、公認スポーツカイロプラクター資格を取得、95年より2000年母校 Palmer - West大学にて講師を務める。98年より Chiropractic Neurology の勉強を始め神経科カイロプラクティックの知識を深め、さらに、平衡感覚リハビリテーション講座、交通事故のスペシャリストとしての Auto Safety Trainer講座、機能神経科としての Developmental Disorder Specialty (発達障害児講座) 等数々の講座を終了。現在も Mountain View のシニアセンターやPHP (Parent Help Parent) にてセミナーを行いながら更なるカイロプラクティックの知識と技術向上に努めています。

Hiro Sugawara, D.C.

990 W Fremont Ave Ste M, Sunnyvale CA 94087
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