Chiropractic Functional Neurologist
Hiro Sugawara D.C. Hiro Sugawara, D.C. TEL: 408-738-0707

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持続する原始反射 (Primitive Reflexes) と脳の成長障害の関係 (前編)
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スポーツマンもオフィスワーカーも要注意!首、肩、腕の神経を圧迫する「腕神経叢(わんしんけいそう)」

カイロプラクティックは面白い!

カイロプラクティックはとても面白い、皆さんへお伝えしたいその不思議と魅力

2017年 3月 1日更新

第56回 : 戦う。逃げる。人類を繁栄させてきた~自律神経「交感神経」~

自律神経(Autonomic Nervous System)には、交感神経(Sympathetic Nervous System)と副交感神経(Parasympathetic Nervous System)という2つの機能が存在します。今回は、交感神経についてお話します。交感神経の機能の特徴は“Fight and Flight”という言葉に表せます。この意味は「戦わなければならない時(Fight)」、そして「緊急時で何かから逃げなければならない時(Flight)」に神経がONになるということです。

(Fig.1) 右側が交感神経です。
画像出典:Organization of Nervous system
The Autonomic Nervous system

(Fig.2) 交感神経のルートです。
画像出典:Organization of nervous system
The Sympathetic Nervous system

交感神経とは

特徴

  • 脊髄の外側の部分に位置する中間外側核(Intermediolateral Nucleus-IML)から始まる。
  • 中間外側核よりリレーして、背骨のすぐ横にある神経核(Ganglion)進み、そこからターゲットの内臓器官に指示を送る。
  • 神経核は、胸椎1番から腰椎3番までの間に存在し、頚部、頭部は胸椎の神経核から支流が伸びて、新しい頚椎神経核を作っている。
  • 頸椎の神経核は、胸椎の1番から6番から始まり、首部分に上って上部、中部、下部頚部神経を作り上げ、そこから支流をいろいろな神経、脳神経の2、3、4、6、9番に送り、交感神経の信号を頭部頚部に行き渡らせている。

(Fig.3) 右側真ん中あたりにある緑部分が中間外側核(IML)で、ここから交感神経は始まります。
画像出典: Intermediolataral Nucleous (IML)

ストレスがかかった時、交感神経が刺激されて、体や精神が緊張してパフォーマンスを効率よくできるように、筋肉、血管、気管などに血液を多く送り、活動がしやすい環境を作ります。これにより、動きや思考回路が早くなり、物事を効率よく行なえるようになります。

機能

  • 脅威を感じたときに、それに対する体の反応をコントロールする。
  • “Fight and Flight”。体の“ファイト・アンド・フライト”反応を立ち上げる。
  • 伝達スピードの早いシステムである。

反応

  • 体の動きをスピードアップする。
  • 体、精神面を緊張させ注意力を上げる。
  • 生き残りのために、あまり必要でない機能はシャットダウンする。
  • 心拍数を上げる。
  • 気管が拡張して呼吸をしやすくする。
  • 筋肉を緊張させる。
  • 瞳孔は大きくなる。
  • 胃腸の動きを低下させる。
  • 唾液、胃液の分泌が少なくなる。
  • アドレナリンが多く分泌される。
  • グリコーゲンをブドウ糖に変えて、筋肉にエネルギーを供給する。
  • 尿の生産を抑える。
  • 発汗する。
  • 血圧を上げる。

症状

  • 急激な血圧の低下によるめまいや失神を起こす。
  • 排尿がうまくできない。膀胱が空になるまで排尿できない。失禁、それによる泌尿器の感染症を引き起こす。
  • 消化器官の機能が低下して、胸やけ、食欲不振、吐き気などが起きる。
  • 異常発汗する、または発汗をしなくなり、体温のコントロールがうまくできない。
  • 瞳孔のコントロールがうまく行なわれず、明るいところから暗いところに行くと、視界の調整ができない。
  • 運動をしたときに、心拍数の調整がうまくいかず、リラックスした時に心拍が下がらない。

原因

  • 最も多い原因は、糖尿病により神経が損傷してしまう。
  • 異常なたんぱく質が神経の周りに蓄積して神経の機能を妨げる。
  • 自分の免疫機能が自分の自律神経を攻撃して破壊してしまう(Autoimmune)。
  • 薬物による神経へのダメージ。
  • パーキンソン病などによる神経へのダメージ。
  • ボツリヌス菌、ウイルス、バクテリアなどによる感染症。

カイロプラクティック治療の効果

自律神経は、生きるために必要な機能をコントロールしています。交感神経と副交感神経のバランスは、大脳によりコントロールされています。ストレスやほかのいろいろな要因により、大脳機能が低下して、交感神経がリラックスする時にONにならないと、1日中全力疾走をして生活するようなもので、体が疲労してしまいます。機能神経科カイロプラクティクでは、大脳機能を高めて、自律神経をよりよくコントロールできるように治療を施し、生活しやくすなるようにしていきます。

2017年 3月 1日更新

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Columnist's Profile

Chiropractic Functional NeurologistHiro Sugawara D.C.(Hiro Sugawara, D.C.)

空手や棒術などの武道に打ち込む中、少林寺拳法の整体に興味を持ち、それがきっかけになりカイロプラクティックを知り渡米。1990年に Palmer - Westカイロプラクティック大学を卒業、学位を取得、92年 Sunnyvale に開業現在に至る。94年には、公認スポーツカイロプラクター資格を取得、95年より2000年母校 Palmer - West大学にて講師を務める。98年より Chiropractic Neurology の勉強を始め神経科カイロプラクティックの知識を深め、さらに、平衡感覚リハビリテーション講座、交通事故のスペシャリストとしての Auto Safety Trainer講座、機能神経科としての Developmental Disorder Specialty (発達障害児講座) 等数々の講座を終了。現在も Mountain View のシニアセンターやPHP (Parent Help Parent) にてセミナーを行いながら更なるカイロプラクティックの知識と技術向上に努めています。

Hiro Sugawara, D.C.

990 W Fremont Ave Ste M, Sunnyvale CA 94087
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