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ปรับใหม่ (Updated) 2019/11/ 1

ครั้งที่ 86:  大人に悪影響を及ぼす“強直性迷路反射”とは？

強直性迷路反射（TLR：Tonic Labyrinthine Reflex）は、平衡感覚や空間での位置感覚を司る平行感覚器と深く関わりあっています。

TLR には2つのフォームがあります。1つは頭を前に曲げた時、このときは身体全体、つまり手や足、全てが体の内側に丸めるような形になります。これがフィータル・ポスチャー（胎児の姿勢）です（図1）。2つ目は、頭を後ろに曲げた時、手や足も全てが伸ばされ、身体全体が後ろに反るようになります（図2）。

TLRは、新生児が床に腹ばいになって過ごしている時に、首を後ろに反らすと、腕や足が床から上がり後ろに伸びる状態になります。これは、首、肩、背中の筋肉を成長させるため、この反射を使って訓練しているのです。さらに、TLRが見られる時期に、身体のほかの部分も成長をしています。例えば、目の動きを正しく行い、近くを見た時に、きちんと眼球を中心に寄せて焦点を合わせたり、反対に遠くを見る時には、眼球を中心から離して、素早く遠くの物に焦点を合わせられるようにしたりします。

図1 TLR頭を曲げた状態体が丸くなっています。画像出典: [BRMT Canada] Tonic Labyrinthine Reflex (TLR)

TLRの機能
  • 首を前後に動かすための筋肉のコントロールと成長を促す。
  • TLRは大脳の側頭葉（Temporal Lobe）との結びつきが強く、この部分が育つことにより、大脳が物事を順序よく考えたり、考えをまとめたりすることができるようになります 。
  • 読んだり、書いたり、算数を計算したりするためには、この順序よく考えるということが必要です。

図2 TLR頭を反らした状態身体手足が伸びた状態になります。画像出典: [BRMT Canada] Tonic Labyrinthine Reflex (TLR)

TLRが成人に及ぼす悪影響

もし、TLRが成長と共に消えずに残ってしまった時は、以下のような影響が起こってしまいます。

  • バランスが悪くなる。
  • 空間の感覚が鈍い。
  • 筋肉が硬直しやすかったり、筋力が弱かったりする。
  • じっとしていられない。
  • 姿勢が悪い。
  • 机で本を読んでいる時（下を向いている）、集中力が無い。
  • リズム感覚がない。
  • 乗り物酔いになりやすい。特に思春期を過ぎてもなる場合がある。
  • 爪先立ちで歩きたがる（3歳以降）。
  • スピーチや聴力に問題がある。
  • 物にぶつかりやすい。
  • 話しなどをする時に、最初から最後まで言えない。
  • 時計を読めない。
  • 筋肉がしっかりと成長していない。
  • 椅子に座る時、だらしなく座る。または座っていることができない。
  • 床に腹ばいになって、本を読んだり、テレビを観たりすることを嫌がる。
  • 読んだり、書いたり、計算が順序よくできない。
  • 目の動きがうまくコントロールできない。
  • 視覚的に遠近感がうまく感知できない。

図3 TLR 画像出典: [Quizlet] Infant Reflexes-Stimulus

強直性迷路反射は、原始反射の一つですが、大人になっても、消失せずに継続していることがあります。しかもそれに気づかない人がたくさんいます。反射が残っていることで、上記のようなさまざまな問題を抱えている人も多く、実際に私が診た患者さんで最高齢は46歳でした。

反射が残っているかどうかを調べるテストや、反射を抑制するためのエクササイズもありますが、自己流で行わずに、必ず専門家に相談してください。

ปรับใหม่ (Updated) 2019/11/ 1

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Columnist's Profile

Chiropractic Functional Neurologist
Hiro Sugawara D.C.Hiro Sugawara, D.C.

空手や棒術などの武道に打ち込む中、少林寺拳法の整体に興味を持ち、それがきっかけになりカイロプラクティックを知り渡米。1990年に Palmer - Westカイロプラクティック大学を卒業、学位を取得、92年 Sunnyvale に開業現在に至る。94年には、公認スポーツカイロプラクター資格を取得、95年より2000年母校 Palmer - West大学にて講師を務める。98年より Chiropractic Neurology の勉強を始め神経科カイロプラクティックの知識を深め、さらに、平衡感覚リハビリテーション講座、交通事故のスペシャリストとしての Auto Safety Trainer講座、機能神経科としての Developmental Disorder Specialty （発達障害児講座） 等数々の講座を終了。現在も Mountain View のシニアセンターやPHP （Parent Help Parent） にてセミナーを行いながら更なるカイロプラクティックの知識と技術向上に努めています。

Hiro Sugawara, D.C.

990 W Fremont Ave Ste M, Sunnyvale CA 94087

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