Chiropractic Functional Neurologist
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カイロプラクティックは面白い!

カイロプラクティックはとても面白い、皆さんへお伝えしたいその不思議と魅力

Updated on 2021/ 5/ 12

Vol.104 : 脳機能向上や心臓病予防に効果!「セレニウム」とは

セレニウム(Selenium)は健康を守る栄養素で、アメリカに住んでいる場合、ほとんどの人はセレニウムがたっぷり入った土壌に育っている作物を摂取しています。体に必要な栄養素であるセレニウムの役割や必要摂取量などについて説明しましょう。

セレニウムの役割
  • セレニウムは、生殖作用や甲状腺機能、DNA合成、酸化作用、感染症から守ってくれます。
    • 不足すると、大腸、直腸、前立腺、膀胱、皮膚、食道、胃ガンになる危険性が高くなる可能性を示唆する研究もあります。また、低セレニウムは甲状腺機能の低下を招きます。
  • セレニウムは心臓病の予防に役立つという研究結果があります。
    • 心臓組織の炎症を軽減することで、心臓病の危険度を減らす可能性があります。
  • 年齢を経るに従い、血液中のセレニウム量が減り、脳の機能が衰えてしまいます。
    • 「地中海ダイエット」は、セレニウムに富んだ食事法と言われています。これを行っている人は、アルツハイマー病になる確率が少なくなると言う研究結果もあります。
  • セレニウムは強い抗酸化物です。
    • 酸化による組織のダメージを防ぎます。
    • 喫煙、飲酒、ストレスによっても組織の酸化は起きますが、抗酸化物はこれを防いでくれます。
  • 免疫機能を促進させます。
セレニウムの1日の必要摂取量
  • 4~8歳:30 mcg
  • 9~13歳:40 mcg
  • 14歳以上:55 mcg
セレニウムを豊富に含む食物
牡蠣、海老、カニ(3オンス) 40~65 mcg
ブラジルナッツ(1オンス) 554 mcg
ハム(3オンス) 42 mcg
豚肉(3オンス) 33 mcg
牛肉(3オンス) 33 mcg
鶏肉(3オンス) 22~25 mcg
卵(1個) 20 mcg
マッシュルーム(100g) 12 mcg
バナナ(1本) 2 mcg

セレニウムは過剰に摂取しても問題が起こってしまうので、摂り過ぎないように注意しましょう。1日に摂取できる上限は、4~8歳で150 mcg、9~13歳で280 mcg、14歳以上で400 mcgです。

セレニウムの過剰摂取による症状
  • 吐き気が起こる
  • 下痢が起こる
  • 皮膚に発疹ができる
  • 口の中で金属の味がする
  • 髪の毛や爪がもろくなる
  • 歯が変色する
  • 神経障害が起こる
セレニウム不足になる人
  • 腎臓透析を受けている人
  • HIVに感染している人
  • セレニウムの入っていない土壌で育った作物しか食べない人

一般的な食生活を送っていれば、セレニウム不足や過剰摂取にはつながりませんが、日頃からバランスの摂れた食事を心掛けてください。

Updated on 2021/ 5/ 12

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Columnist's Profile

Chiropractic Functional NeurologistHiro Sugawara D.C.(Hiro Sugawara, D.C.)

空手や棒術などの武道に打ち込む中、少林寺拳法の整体に興味を持ち、それがきっかけになりカイロプラクティックを知り渡米。1990年に Palmer - Westカイロプラクティック大学を卒業、学位を取得、92年 Sunnyvale に開業現在に至る。94年には、公認スポーツカイロプラクター資格を取得、95年より2000年母校 Palmer - West大学にて講師を務める。98年より Chiropractic Neurology の勉強を始め神経科カイロプラクティックの知識を深め、さらに、平衡感覚リハビリテーション講座、交通事故のスペシャリストとしての Auto Safety Trainer講座、機能神経科としての Developmental Disorder Specialty (発達障害児講座) 等数々の講座を終了。現在も Mountain View のシニアセンターやPHP (Parent Help Parent) にてセミナーを行いながら更なるカイロプラクティックの知識と技術向上に努めています。

Hiro Sugawara, D.C.

990 W Fremont Ave Ste M, Sunnyvale CA 94087
TEL:
408-738-0707

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