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ปรับใหม่ (Updated) 2016/10/ 3

ครั้งที่ 51:  立っていられない!耳鳴りがする!バランスと聴力を支配する 脳神経8番 内耳神経(Vestibulocochlear Nerve)

~脳神経:第7番 顔面神経(Facial Nerve)~

内耳神経(Vestibulocochlear Nerve)中枢は、脳幹のポンズ(Pons)と、その下にあるメデゥーラ(Medulla )との境辺りにあり、ここからから中枢神経に抜け出しています。この時に、顔面神経の隣を一緒に通っていきます。そして内耳にあるオトリス器官と三半規管、蝸牛器官に到達してバランス感覚や聴力を支配しています。 この神経は、前庭神経(Vestibular Nerve)と蝸牛神経(Cochlear Nerve)という2つの神経が一緒になった神経で、前庭神経はバランス感覚を三半器官で感じ、その情報を脳幹にある中枢部分を経て、小脳そして大脳に伝えて、平衡感覚を支配しています。バランス感覚は、前庭神経のオトリス器官と三半規管により感知されます。オトリス器官は、頭の直線的な動きを感知し、三半規管は頭の回転を3つの90度に配置されたループにより知覚します。

(Fig.1) 内耳神経の器官です。
画像出典:Cranial Nerve Illustrated Vestibulocochlear Nerve

(Fig.2) 左側が三半規管とオトリス器官、右半分が蝸牛器官です。
画像出典:Cranial Nerve Illustrated Vestibulocochlear Nerve

(Fig.3) 右側に見える三半規管のループがあります。それぞれ90度になるように配置されています。
画像出典: Cranial Nerve Illustrated Vestibulocochlear Nerve

前庭神経とは

前庭神経は、べスティビュロオキュラー反射(Vestibulo-Ocular Reflex)というとても大事な反射を持っています。この反射は、頭が動いている時に目に入る画像がずれないようにして、物をはっきりと見ることができるように、頭と目の動きをうまく調整する役目があります。例えば、頭が右に動いた時は目を反対側、左側にまったく同じ角度動かし、画像を安定して見ることができるようにします。これにより、私たちは多少の頭の動きがあっても、はっきりと物を見ることができます。

前庭神経に炎症が起こった時の症状

  • めまいが起こる
  • 眼震
  • 平衡感覚の喪失(時に暗いところで)
  • 吐き気、嘔吐

前庭神経の障害が起こった時は、バランスが崩れ立っていられなくなることが起こります。この場合も、末梢神経障害と中枢神経障害では異なり、末梢神経障害の時はバランスは崩しても、何とか立つことはできますが、問題のある神経の方向に傾いてしまいます。中枢神経障害の時は支えなしに、立つことができなくなってしまう場合がほとんどです。最も多い中枢神経障害によるめまいの原因は、内耳神経の血行障害、偏頭痛、腫瘍、神経の退化症などです。末梢神経障害の原因は、良性姿勢型めまい(BPPV)、メニエー病、前庭神経の炎症等があります。BPPVはめまいを起こす最大の原因で、約40%がこれに要因しています。30%から40%が前庭神経炎、10%から15%が偏頭痛、10%ほどがメニエー病、そして5%ほどが卒中によって起こると言われます。 前庭神経炎は、片方だけの前庭神経の問題で、めまい、吐き気、嘔吐、バランス感覚が影響を受けますので不安定感があります。しかし、メニエー病のような聴力の低下はありません。多くの場合、ウイルス感染の後に起こる場合があります。

蝸牛神経とは

蝸牛神経は、外界から来た音の振動を鼓膜でとらえ、中耳を中継して内耳にある聴覚感覚器で振動を電気信号に変えて、大脳にある聴覚中枢に伝えます。この時ほとんどの信号は反対側の交叉します。右耳からの音はほとんどが左脳に伝えられることになります。そして左耳から感じられた音はほとんどが右脳へ伝えられます。この時に音源が真正面ではなく横にずれていると、脳に届くタイミングにずれが生じます。これを感じ取ることにより、音源を私たちは特定することができるのです。 また蝸牛神経は、音の周波数と大きさを感じ取ることができます。大きさは、どのくらい大きく鼓膜が振動したかにより感知され、周波数は鼓膜の振動の大きさよって聴力器官中のヘア組織が、それぞれその周波数別に反応して高い音や低い音と識別します。内耳神経は知覚機能のみで運動機能はありません。この知覚機能は特殊感覚機能(Special Sensory )と言います。内耳神経に問題が出た時は、聴力障害、バランス障害、めまいといった症状が現れます。聴力の問題は、大体10%の方々が経験していると言われます。これによる弊害は、色々あり、重症になるとコミュニケーション、社会的な付き合いに障害が出たり、認識障害を生じたりすることになります。

(Fig.4) 蝸牛器官の内部にある音の波を電気信号に変えて、中枢神経に送る部分です。
画像出典: Cranial Nerve Illustrated Vestibulocochlear Nerve

(Fig.5) 聴力神経の通り道です。蝸牛器官(左下)から脳幹に入り、大脳の聴覚中枢に到達します。
画像出典: Cranial Nerve Illustrated Vestibulocochlear Nerve

聴力障害の大きな原因

  • 大きな音や騒音に長い間晒されて、内耳器官を壊してしまう。
  • 中耳の音を伝える小さな骨が退化して3まい(変形性の関節炎のような感じです)正確に音を内耳に伝達できなくなる。
  • 中耳炎
  • 耳垢の溜まりすぎ。
  • 年齢による聴力低下
  • メニエー病
  • 精神病
  • 自閉症

聴力低下は、65歳以上の方々のうち2%にあると言われます。聴力低下は、認識障害とも深く関わりがあると言われています。またアルコール中毒は高い波長の聴力低下に関係があり、年齢性の聴力低下とは違う特徴を示します。 耳鳴りは、約30%の方が経験をすると言われ、そのうち約10%の方が、医師の治療を受けています。耳鳴りとは、高い音が継続的に聞こえることで、これは聴力低下を脳が少しでも軽減しようとして起こす現象です。聴力が低下することにより、コミュニケーション機能、認識力、社会生活などに大きな影響が出てきます。さらにバランス感覚は以前お話しましたが、3つの要素から成り立っています。「視覚によるバランスの調整」「じん帯、関節からのポジションの感覚」そして「三半器官からの体が空間で今どういう状態にあるか」という情報、この3つのうち必ず2つが働いていないとバランスは保てないのです。

カイロプラクティック治療の効果

機能神経カイロプラクティクでは、低下した神経の機能を関係の深い他の神経から、または、低下した神経自体を色々な外的刺激を使い活性化し正常化させて機能の回復を図ります。

ปรับใหม่ (Updated) 2016/10/ 3

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Columnist's Profile

Chiropractic Functional Neurologist
Hiro Sugawara D.C.Hiro Sugawara, D.C.

空手や棒術などの武道に打ち込む中、少林寺拳法の整体に興味を持ち、それがきっかけになりカイロプラクティックを知り渡米。1990年に Palmer - Westカイロプラクティック大学を卒業、学位を取得、92年 Sunnyvale に開業現在に至る。94年には、公認スポーツカイロプラクター資格を取得、95年より2000年母校 Palmer - West大学にて講師を務める。98年より Chiropractic Neurology の勉強を始め神経科カイロプラクティックの知識を深め、さらに、平衡感覚リハビリテーション講座、交通事故のスペシャリストとしての Auto Safety Trainer講座、機能神経科としての Developmental Disorder Specialty (発達障害児講座) 等数々の講座を終了。現在も Mountain View のシニアセンターやPHP (Parent Help Parent) にてセミナーを行いながら更なるカイロプラクティックの知識と技術向上に努めています。

Hiro Sugawara, D.C.

990 W Fremont Ave Ste M, Sunnyvale CA 94087

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