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第17回 : 
2023年はメンタルケアから。良好なメンタルヘルスを維持するポイント

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第1回 : 
自分軸で生きよう!あなたに関わる大切なポイントを知る
第2回 : 
自分の心を知る。気持ち・感情・思考の観察のチェックポイント
第3回 : 
「怒り」や「悲しみ」を無視しない ネガティブな感情って何?
第4回 : 
ネガティブな感情をどう扱うか。健康的に手放す3つの方法とは?
第5回 : 
被害者意識の人間関係って?その1
第6回 : 
被害者意識の人間関係って?その2
第7回 : 
~あなたはどんな「メンタルの選択」をしていますか?
第8回 : 
メンタルヘルスにおいて重要な「自分との約束」
第9回 : 
心を掘り下げ新しい道筋を作る「根治療法」
第10回 : 
「顕在意識」と「潜在意識」
第11回 : 
「心」と「体」のお話
第12回 : 
癒やしにつながる脳と神経のお話
第13回 : 
「うつ」と「不安」の原因 ~外的要因について~
第14回 : 
「うつ」と「不安」の原因 ~内的要因について~
第15回 : 
トラウマについて
第16回 : 
トラウマの治療
第17回 : 
2023年はメンタルケアから。良好なメンタルヘルスを維持するポイント

心のケアと癒しに役立つ臨床心理のここだけのお話

心理カウンセリングやセラピーをしている中で、心の悩み、成長、癒しに関するいろんなトピックが出てきます。このコラムの中でその事をより多くの方にシェアして、皆様のお役に立てれればと思っております。

2023年 1月 6日更新

第17回 : 2023年はメンタルケアから。良好なメンタルヘルスを維持するポイント

あけましておめでとうございます。

2021年から開始した本コラムに続いて、22年はYouTube 「カリフォルニアから心の癒しチャンネル」をスタートしました。今年はオンラインを通じて、メンタルヘルスに関する情報を在米邦人だけでなくもっとたくさんの方に提供できるように活動する予定です。

今回は、新年にあたり、良好なメンタルヘルスを維持するためのポイントについてお話します。

自分を責めない! 日本人にありがちなクセをやめよう。

昨年、音声配信SNS「クラブハウス」のコミュニティーで開催されたセミナーでお話をさせていただく機会があったのですが、「自分はダメな人間だ」と思っている人がとても多いことを実感しました。自分を責め続けると、それが自分のメンタルヘルスの根幹になってしまいます。また「自分はダメだ」という見方で世の中を見ると、全てにそのフィルターがかかり、さらに自分を責めることを“自動化”してしまうこともあります。

うつや不安障害に悩んでいる人は自分を責めがちな人が多いのですが、もともと他人に配慮できる日本人に多い性質でもあります。

今年は、メンタルケアにおける抱負として「自分を責める」ことをやめ、自分に優しくしてみましょう。長年の思い癖を変えることは容易ではありませんが、ぜひ良好なメンタルヘルスを維持するように、少しずつでよいので挑戦してみてください。

オンラインで気軽に。セラピーやコーチングでメンタルケア

コロナ禍で心理セラピー業界は大きく影響を受けました。特にZoomなどのオンライン会議ツールを利用したテレヘルスセラピー(遠隔診療)事情はがらりと変わり、どこにいてもセラピーが受けられるので、今後も広範に利用される可能性が高くなっています。セラピーを受けたくてもクリニックに行くのは抵抗があるという方や、ビデオを使いたくない場合は音声に切り替えることができるなどメリットもさまざまです。デメリットとしては、セラピストがその場にいないので、危機的状況になった時のサポートをどうするかをしっかり決めておく必要がありますが、事前にセラピストと相談しておくとよいと思います。

アメリカでは、各州の州政府がセラピストの資格を発行しています。つまり、カリフォルニア州在住のセラピストの治療は州の住民しか受けることができません(一時的な滞在の場合は他州にいてもOK)。しかし、「コーチング」は州をまたいで受けることが可能です。近年、このコーチングという言葉を聞く機会を多いと思いますが、セラピーとコーチングの違いは、セラピーは過去に戻り、トラウマなどの癒しのためのプロセスを行うこと。一方、コーチングは今起きていること、そして将来の話や目的を達成するための方法などについて話し合うことです。スポーツやビジネスだけでなく、人生を考える「ライフコーチング」が広まっています。また「トランスパーソナル心理学」という新しい分野もあり、スピリチュアルを取り入れ自己実現や自己変革を行う心理学もあります。

もし、現在うつや不安などに苦しんでいるのであれば、それをセラピーで治療していくことが最も重要です。しかし、今自分の人生に何が起こっていて、自分の中にどんなリソース(リソースとは自分の中にある“資源”のことで、自信を芽吹かせる種のようなものです。種には、もともとその人が持っている強さや、指針、成熟度などのほか、好きな場所、信頼できる人などがあります)をどう使っていくかを模索しているのなら、コーチングもお勧めです。

一見、異なる分野に見えるのですが、実はセラピーもコーチングも心理学を応用します。良好なメンタルヘルスを維持するために、今の自分にはどちらが必要なのかを考えてみてもよいと思います。いずれもオンラインで受けることが可能な時代になっているので、一人で抱え込まず、少しだけ勇気を出して挑戦してみてはいかがでしょうか。

2023年は、冒頭でお伝えしたように、メンタルヘルスにおいて実際に有効な情報を提供したいと思います。「潜在意識の活用」や「子育てのワークショップ」「親子関係のコミュニケーション」など多彩なテーマをオンラインセミナーでお届けできればと考えています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2023年 1月 6日更新

皆さんのご意見、ご相談等ございましたら以下までご連絡ください。

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Columnist's Profile

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CA州心理士免許(LMFT)と博士号を持つ経験豊かな2人のセラピストによる心理カウンセリングオフィス。多くの方々のより良い心の健康を目指し、個人、カップル、家族の心理セラピー/カウンセリングを日本語および英語で提供している。仁科盛次郎(心理療法士、LMFT#50945)および菱谷有希子(心理療法士、LMFT#53262)はCA州公認のマリッジファミリーセラピストで、専門は家族・カップル間のコミュニケーション、異文化や多文化における問題、思春期における心理やアイデンティティ問題、薬物依存治療など。多種多様な家族療法を取り入れたアプローチや、物の見方を変え解決方法の発見へと導くアプローチ、催眠療法などの潜在意識セラピーを提供。また、両者ともに移民難民、性犯罪にかかわる青少年更生、薬物リハビリテーション施設での経験を持つ。大学院講師としての活動及び後輩育成にも精力的に取り組んでいる。Youtube「カリフォルニアから心の癒しチャンネル」にて心にまつわるビデオ公開中。

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