คอลัมน์

カイロプラクティックは面白い!

ปรับใหม่ (Updated) 2015/12/ 16

ครั้งที่ 42:  五感 - 視覚 ~後編~

光が眼球を通って視神経を旅し、視覚中枢に届くまでは長い道のりです。いろんな経路を使うので、各部分に問題がでると、鋭く細かい映像が脳内で感知されなくなってしまいます。

まず光は、眼球を通り網膜にシャープな映像を写します。この時に映像が、きちんとフォビア(Fovea)と呼ばれるシャープな映像と色を感知するセンサーが集まっている部分に焦点を合わせなければなりません。つまり入ってきた光を屈折させてこのフォビアに焦点をうまく合わせるようにしなくてはならないのですが、そのために光はまず角膜で屈折し、その直後にレンズで屈折し、さらに水晶体で焦点を合わせるのです。

もし眼球に問題があると、屈折エラー(Refractive Error)が起こる可能性があります。網膜にうまく焦点が合わないとよく見えなくなってしまいます。この代表的なものが、近視(Nearsightedness)、遠視(Farsightedness)、乱視(Astigmatism)なのです。

近視(Nearsightedness/Myopia)

National Eye Institute (画像出典元

近視とは、物を見た時に網膜の中心であるフォビアに焦点を合わせることができずに、網膜の前方に焦点が合ってしまい、近くのものははっきり見えるのですが、遠くの物がぶれてよく見えなくなってしまう症状です。

近視の主な症状
  • 遠くの物がはっきり見えない。
  • 遠くの物を見る際は目を少し閉じたりしないと見えない。
  • 目の疲れから頭痛を起こすこともある。
  • 車の運転中に周りがよく見えない。特に夜は見えなくなる。
  • 物を見る時に頻繁に目を細める。
  • テレビや黒板などを見る時に近くによらないと見えない。
  • 少し遠い物がよく見えないので不注意になる可能性がある。
  • 頻繁に瞬きをする。
  • よく自分の目を擦る。
原因
  • 眼球の一番前にある角膜がカーブし過ぎていて光を過剰に屈折してしまう、または眼球自体の長さが通常より少し長すぎて焦点が網膜に届く前に合ってしまう、などが挙げられます。
遠視(Farsightedness)

出典:National Eye Institute

これは遠くの物ははっきり見えるのですが、近くにあるものはぼやけてしまいよく見えないというものです。

遠視の主な症状
  • 近くにあるものを見ようとする時ぼやける。
  • 目を細めないとよく見えない。
  • 目の疲労がある。
  • 長時間読書をしたり、コンピューターを使った後の目の不快感やそれに伴う頭痛がある。
原因
  • 角膜が近視の場合と反対でカーブが緩過ぎる。
  • 近くのものを見た時に、網膜の後ろに像を結んでしまう。
併発症
  • 斜視(Crossed Eyes): 遠視の子供たちは、ときに斜視を併発することがある。
  • 生活上の問題: 日常生活で読み書きする際、視覚が劣るために支障が出る可能性がある。
  • 眼精疲労: 焦点を合わせることに努力が要るので、目の疲労を起こしやすい。
乱視(Astigmatism)

出典:National Eye Institute

角膜やレンズが完璧な凸の形をしていないために、画像がきれいに焦点に集まらず、はっきりと見えないことです。これは近い、遠いに関係なく画像がぼやけます。

乱視の主な症状
  • 画像がぼやける、歪む。
  • 眼精疲労がある。
  • 頭痛がある。

屈折エラー問題は眼球の段階で起こるものです。画像が網膜に到達した時、網膜にある光のレセプターが2つに分かれて感知されます。このレセプターで光の信号が神経に伝えられるように電気的信号に変わり、視神経として脳内を進んでいくのです。

光のレセプターは、内側と外側、眼球の鼻側半分(Nasal)、こめかみ側半分(Temporal)に分かれます。これらを進んでいく脳の方向が違ってきますので、治療や検査の際にとても重要な意味を持つことになります。鼻側半分のレセプターを刺激した光は反対の脳へ向かいます。例えば、左から来た光がこの鼻側半分レセプターを刺激した時、右脳へ進んでいきますが、外側半分レセプターを刺激した光は左脳へ信号を送ります。

Information Flow from Retina to Visual Cortex (画像出典元

左から入った画像は、左の鼻側半分レセプターと、右の外側半分レセプターを刺激した右脳に全体の画像として認識されます(下図参照)。この2つのレセプターによって見られるのは左側視覚範囲ということになります。これが検査・治療時に大切な意味を持つのです。

腫瘍などで視神経の通り道をどこで圧迫するかにより、見えなくなってしまう部分が違ってきます。これは非常に複雑なので詳細は省かせて頂きます。

右記に視神経の通る道が分かる図を載せましたので参照してください。このように、左側の視界は右脳に送られ、右の視界は左脳に送られます。

また網膜から電気信号になった情報は、半分は反対の脳へ、もう半分は同じ方向の脳にと情報を送ります。これにより、画像に少しずれが生じるために立体感を感じることができるようになります。

もう一つ大事な点は、画像をはっきりと認識するためには、眼球に角度を正確に調整して光をフォビアに焦点を合わせなければならないということです。これは眼球に付いている6つの筋肉とそれを支配している3つの神経が正確に調和して行ないます。脳神経の3番、4番、6番により筋肉の微調整をして、眼球を正確に動かして画像をフォビアに焦点を合わせます。

このように、一つの画像を見るということは、色々な体の部分、正確な神経による調整が必要になり、さらに視神経を通り視覚中枢で初めて画像と認識されるのです。

ปรับใหม่ (Updated) 2015/12/ 16

お問い合わせ、ご相談はこちらからお気軽にどうぞ。

Columnist's Profile

Chiropractic Functional Neurologist
Hiro Sugawara D.C.Hiro Sugawara, D.C.

空手や棒術などの武道に打ち込む中、少林寺拳法の整体に興味を持ち、それがきっかけになりカイロプラクティックを知り渡米。1990年に Palmer - Westカイロプラクティック大学を卒業、学位を取得、92年 Sunnyvale に開業現在に至る。94年には、公認スポーツカイロプラクター資格を取得、95年より2000年母校 Palmer - West大学にて講師を務める。98年より Chiropractic Neurology の勉強を始め神経科カイロプラクティックの知識を深め、さらに、平衡感覚リハビリテーション講座、交通事故のスペシャリストとしての Auto Safety Trainer講座、機能神経科としての Developmental Disorder Specialty (発達障害児講座) 等数々の講座を終了。現在も Mountain View のシニアセンターやPHP (Parent Help Parent) にてセミナーを行いながら更なるカイロプラクティックの知識と技術向上に努めています。

Hiro Sugawara, D.C.

990 W Fremont Ave Ste M, Sunnyvale CA 94087

สำหรับรายละเอียด “Hiro Sugawara, D.C.”คลิกดูได้ตรงนี้

ฉบับย้อนหลัง

BACK ISSUES
カイロプラクティックは面白い!
คอลัมน์ล่าสุด
ฉบับย้อนหลัง