Chiropractic Functional Neurologist
Hiro Sugawara D.C. Hiro Sugawara, D.C.

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カイロプラクティックは面白い!

カイロプラクティックはとても面白い、皆さんへお伝えしたいその不思議と魅力

Updated on 2022/11/ 16

Vol.122 : “サイレントキラー” 高血圧とは

高血圧(Hypertension)は、血液が動脈の血管の壁を強く押し圧が増すことによって起こります。血圧は水銀ミリメーター(mmHg)で表され、一般的に130/80mmHG以上が高血圧と言われます。

血圧には上と下の数値があります。

  • 上の数値はシストリー(Systolic)と呼ばれ、これは心臓が血液を送り出したときの動脈の数値です。
  • 下の数値はダイアストリー(Diastolic)で、心拍と心拍の間の動脈のプレッシャーの数値です。
基準

アメリカ心臓協会(American Heart Association)によると、血圧の基準は以下の通りです。

  • 正常な血圧は120/80以下。
  • 少し上がった血圧は上が120から129mmHG、下が80mmHG以下。
  • ステージ1高血圧は、上が130から139、下が80から89mmHG。
  • ステージ2高血圧は、上が140mmHg以上、下が90mmHg以上。
  • エマージェンシー 上が180mmHG、下が120mmH以上。

放置された高血圧は、心臓発作、卒中などの病気の原因になります。

症状
  • ほとんどの高血圧は症状がありません。故に “サイレントキラー” と呼ばれています。
  • 少数の方は、頭痛、息切れ、鼻血などの症状を感じることがあります。
危険要因
  • 年齢が上がるにつれて高血圧が起こる可能性は高くなります。
    • 64歳までは高血圧は男性の方に多く見られます。
    • 65歳を過ぎると女性にも多く見られるようになります。
  • 人種
  • 黒人は白人よりも高血圧になりやすいです。
  • 遺伝;家族に多く高血圧の人がいる場合、危険度は上がります。
  • 肥満
  • 運動不足
  • 喫煙
  • 過剰な塩の摂取
  • カリウムの摂取不足
  • アルコール飲料の過剰摂取
  • ストレス
  • 慢性病
  • 妊娠
原因

血圧は2つの要因により影響を受けています。

  • 心臓が送り出す血液の量
  • 心臓から送り出された血液が動脈を通る時にどれくらいの抵抗があるかどうか。

心臓が多くの血液を送り出すとき、または血管が狭くなってしまったとき血圧は高くなります。

タイプ

高血圧には2つのタイプがあります。

プライマリー高血圧(Primary Hypertension)またはエッセンシャル高血圧(Essential Hypertension)
  • ほとんどの成人に起こる高血圧のはっきりした原因が分からないという症状がこれに当たります。
  • 大体長い間かけて起こり、動脈硬化、血管アイのコレステロールの蓄積などに要因します。
セコンダリー高血圧(Secondary Hypertension)
  • この高血圧は他の病気が原因で起こるものです。
  • プライマリー高血圧と違い急に症状が起こることが多いです。
  • 原因となる病気
    • 副腎の腫瘍
    • 腎臓病
    • 無呼吸症
    • 甲状腺疾患
併発症(Complication)

高血圧によって過剰なプレッシャーが動脈壁や内臓にかかり、そのせいで損傷が起こりいろいろな併発症を引き起こします。

  • 心臓発作、卒中
  • 動脈瘤
  • 腎臓病
  • 眼病
  • 生活習慣病
  • 認知症
対策
  • 健康的な食事を心掛ける。
  • 塩分を控えめにする。塩分の1日分は2500mgです。食べ物の中で塩分125 mg以下の選ぶのが理想です。また塩分500mg以上の食べ物は避けるようにしましょう。
  • アルコールを控えめに。
  • 喫煙しない。
  • 体重が増えすぎないように注意する。
  • 定期的に運動をする。
  • ストレスマネージメントをする。
  • セコンダリー高血圧の場合原因となる病気のケアをする。
高血圧によい食べ物
  • 柑橘類: オレンジ、レモン、グレープフルーツ
  • サーモン
  • かぼちゃの種
  • 豆類
  • ベリー類
  • ピスタチオ
  • ニンジン
  • セロリ
  • トマト
  • ブロッコリー
  • ギリシアヨーグルト
  • シラントロ(Cilantro)
  • ホウレン草
  • りんご
  • バナナ
  • マンゴ
  • パイナップル
  • イチゴ

高血圧はサイレントキラーと言われます。普段からチェックアップをしてモニターをするようにすると安心です。

Updated on 2022/11/ 16

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Columnist's Profile

Chiropractic Functional NeurologistHiro Sugawara D.C.(Hiro Sugawara, D.C.)

空手や棒術などの武道に打ち込む中、少林寺拳法の整体に興味を持ち、それがきっかけになりカイロプラクティックを知り渡米。1990年に Palmer - Westカイロプラクティック大学を卒業、学位を取得、92年 Sunnyvale に開業現在に至る。94年には、公認スポーツカイロプラクター資格を取得、95年より2000年母校 Palmer - West大学にて講師を務める。98年より Chiropractic Neurology の勉強を始め神経科カイロプラクティックの知識を深め、さらに、平衡感覚リハビリテーション講座、交通事故のスペシャリストとしての Auto Safety Trainer講座、機能神経科としての Developmental Disorder Specialty (発達障害児講座) 等数々の講座を終了。現在も Mountain View のシニアセンターやPHP (Parent Help Parent) にてセミナーを行いながら更なるカイロプラクティックの知識と技術向上に努めています。

Hiro Sugawara, D.C.

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TEL:
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