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Topic

2011年のタックスリターン

Free talk
#1
  • tax man
  • 2012/02/18 02:48

2011年のタックスリターンの申告時期になりましたので、ご質問にお答えしたいと思います。
毎年、ご質問いただいておりますが、書き込まれている情報が不完全なために、正確な回答ができず、大まかな返答になってしまう事が多くあります。

(例:J1Visaで働いています。1040NRのフォームが必要とでてきます。この1040NRを提出すればFederalはほとんど全額戻ってくるのでしょうか?):ここに書き込まれている情報だけでは、1040NRに該当するのか、1040の申告になるのか、判断ができません。

本年からは、ご質問の際、下記の点に留意ください。

1)質問の内容に関わらず、米国の滞在ビザ、ビザの方は訪米年月日、所得の詳細(W-2などの金額)、を必ず、明記してください。
2)申告用のフォーム(1040, 1040NR等)、Tax Tableなどは、ご質問の前にIRSのサイトから、あらかじめダウンロードしておいてください。
3)ご夫婦で申告される方は、必ず作成者の方が質問してください。

#38
  • TAX Japan コーラス担当
  • 2012/02/28 (Tue) 09:34
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tax manさんかっこいいです。自分で自分のことをエキスパートだとか・経験豊富だとか・安心のとか・信頼のとか・・・形容する必要が全く完全に一切ないのがすぐに簡単に分かります。書かれている答えはとても勉強になります。宣伝くささがないので素直に勉強になるというか。

ところでtax manさんのお勧めのソフトは何ですか?有名なTurbotax以外にいろいろあることに気がつきました。ひとつ教えてください。お願いします。

#39
  • J1 trainee
  • 2012/02/28 (Tue) 11:53
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#34で質問させていただいたJ1 traineeのものです。メリーランド州のものにもかかわらず、迅速にお教えくださりどうもありがとうございます。本当に本当に助かりました。とても心配でストレスでしたが、おかげでストレスフリーになりました。本当にありがとうございました。

#40
  • koza
  • 2012/02/28 (Tue) 13:17
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Tax man様

ありがとうございます。
繰越返済をすると月の支払額は変わらず、返済期間が短くなります。そして、その支払額の中で金利部分が小さくなり元本にあてられる割合が多くなります。
トータルでの金利支払いを減らすために繰り越し返済を考えていましたが、Taxの「ローンをした場合としない場合の年間差額」が$915.ということは1年に支払う金利合計が$915以上であればできるだけ多く返し、$915以下になったら(だんだんと金利部分が減りPrincipalにあてられる額が多くなるので)、追加の返済はしないで毎月の$788だけ支払うほうがよいという理解であっていますでしょうか?

それともう1点気になっていたことがあるのですが、税金を減らすために寄付をする人がいますが、課税所得によって税率が違うので課税所得を減らし税率を下げたほうが手元に残るお金は増えるということでしょうか?

今まで寄付をしても額が$10K以上でないとtax returnには影響しないと言われ申告してきませんでした。
ただ、Property taxを$8200払うのであれば今後は申告する意味がでてきますでしょうか?

よろしくお願いいたします。

#41
  • tax man
  • 2012/02/28 (Tue) 16:22
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#38

>>お勧めのソフトは何ですか?有名なTurbotax以外にいろいろあることに気がつきました。ひとつ教えてください。

tax return用のソフトは、どれも差がありません。TurboTaxは、申告者の状況に応じたタックスリターンのソフトを選択できる点が良いと思います。会社からの給与だけの申告ならば、TaxActというソフトは使いやすいと思います。

いずれにしましても、どれが、自分の状況に一番都合が良いのかは、こちらでは判断しにくいとご理解ください。

#42
  • tax man
  • 2012/02/28 (Tue) 17:35
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#40

質問が、ローンの支払いを、Tax Return時の、控除に効果的に使用するには、どうすれば一番効果的かといった内容ですが、こちら側では、全体像を理解するのに多少苦労しているというのが、本当のところです。

私の理解を整理してお話します。私の理解が十分であるかどうかわかりませんので、見当違いがあるかもしれませんが、まず、お読みください。

1)Property Taxが$8,200.00ということは、購入した時の家の価格が、$820,000.00程になると思います。
2)当初、190,000.00のローンを組んだということは、頭金で$630,000.00を支払ったことになります。
3)そのうち$79,000.00はすでに繰り越し返済をしており、さらに、手元に$40,000.00あると言うことは、資金が、もともと、$749,000.00 あったことになります。

($630,000.00 + $79,000.00 + $40,000.00=$749,000.00)

4)さらに、年収が$50,000.00のなかで、Property Taxの$8,200.00とローンの返済額が、$9,456.00ということは、かなりの部分が、住宅関連の支払いに回ることは、明らかです。

現実的に考えた時に、大きな疑問は、何故、年収が5万ドルで、80万ドルの家を購入する結論になるのかということです。書き込まれた内容から判断して、家の購入は今回が初めてではないのかと思います。
通常、最初に家を購入する場合には、年収から判断して一番安全な価格帯からはじめるというのが
常識的ですが、書き込みを読ましていただいた感想としては、何故、75万ドルも資金があるのに、
その資金を越えるような価格の家を購入しなくてはいけかなったのか、非常に理解に苦しみます。月給が、4,000ドルの給料の人が、10万ドルもする車に乗っていると考えてください。おかしいと思いませんか?

疑問の2番目は、ローンの支払い額と、タックスリターンでのその還付額です。ローンの返済額は、
もともと借りた金額と、その利息額から構成されています。控除になるのは、「無駄に」銀行に支払った金利額のみです。今回の計算でどのくらいのお金が返ってくるのかという点に焦点があたっていますが、私は、どのくらい金利に支払うのかという点を理解すべきだと考えます。

金利の支払額は、$9,456.00であり、それに対して、タックスリターンで返ってくるのは、$915.00です。したがって、ローンをする事で、$8,541.00が銀行の儲けになるということです。
ローンをする事を考えたときに、手元にお金が全く残っていない場合には、しょうがないわけですが、
10万ドル以上の資金が残っていたわけで、それを全て購入資金に回しておけば、もっと毎月の支払いが
少なくなっていたのに、何故、20万ドル近くのローンをわざと組んだのかというのが2番目の疑問です。

もし、わざと大きなローンを組むことで、タックスリターンで、その金利分を戻せるといった間違った知識を
誰かに入れ知恵されたのかなと想像しています。

>>繰越返済をすると月の支払額は変わらず、返済期間が短くなります。そして、その支払額の中で金利部>>分が小さくなり元本にあてられる割合が多くなります。
>>トータルでの金利支払いを減らすために繰り越し返済を考えていましたが、Taxの「ローンをした場合とし>>ない場合の年間差額」が$915.ということは1年に支払う金利合計が$915以上であればできるだけ多く>>返し、$915以下になったら(だんだんと金利部分が減りPrincipalにあてられる額が多くなるので)、追加>>の返済はしないで毎月の$788だけ支払うほうがよいという理解であっていますでしょうか?

私が、前回説明しましたのは、上記の考え方とはちょっと違う観点からの意見です。つまり、年収が5万ドルで、ローンをかかえるということは、もし、その収入がなんらかの理由で無くなった場合に、ローンの支払いができなくなる可能性がでてきます。ローンの支払いは2ヶ月できなくなるだけで、家を銀行に差し押さえられてしまいます。以前は、家の価格が、恒常的に上がっていましたので、家を売ることはそれほど、難しいことではありませんでしたが、今後は家の価格が恒常的に上がっていくことは期待できません。したがって、タックスリターンでのお金の戻りを計算する以上に、ローンをいち早く終了させることのほうが重要であると考えます。(もちろん、手持ち資金で、完済できる家を最初から購入することが、一番安上がりだったわけですが)

>>それともう1点気になっていたことがあるのですが、税金を減らすために寄付をする人がいますが、課税>>所得によって税率が違うので課税所得を減らし税率を下げたほうが手元に残るお金は増えるということ>>でしょうか?

寄付する人の多くは、税金の控除を考えての行為とは、考えていないとおもいます。家のローンをしている人の多くはある一定の所得がある人達ですので、課税所得を減らして、低いレートでの課税を目指しているとは考えにくいと思います。むしろ、お金を多くもうける人達は、IRAなどを使用して、課税所得を、税金のつかない貯蓄にまわすことを考えていると思います。

>>今まで寄付をしても額が$10K以上でないとtax returnには影響しないと言われ申告してきませんでした。
>>ただ、Property taxを$8200払うのであれば今後は申告する意味がでてきますでしょうか?

結構大きな寄付をしている人でも、タックスリターン時の、戻りなどは、限りがあります。(もちろん、5万ドルも10万ドルも寄付するような人は別ですが、)もし、大きなお金を無駄にしたくないなら、ローンの支払いをすることによってItemized Deductionをとり多少の戻りをあれこれ考えるより、手持ち資金の有効な使用方法を考えることの方が、はるかに、お金の節約になると思います。

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