วิวินาวิ : ซานฟรานซิสโก : (สหรัฐอเมริกา) San Francisco

皆さんは、この中でどのタイプの女性が一番苦戦していると思いますか？答えは、一般的に綺麗と言われるAの方です。ベテランマッチメーカーはこう続けました。

A+の女性は努力しなくても、男性達が寄ってきて、婚期を逃すことなくあっというまに結婚してしまいます。財力も知名度もある自信満々な男性に押し切られて結婚となるわけです。普通の男性にとってA+の女性は高嶺の花なので、思いのほか男性にとっては競争率は低く、女性にとっても選択肢が多くない分、自身の迷いも少ないですし、断る理由がみつからず結婚となります。

Bの女性は、特に際立って美人ではなく、目立たないカテゴリーですが、過去の恋愛経験もまともで、現実を理解しています。きちんと1人の男性と向き合い、一般優良男子と、とんとん拍子に結婚となります。

では、Cの女性はどうでしょう？自分の容姿に自信がない分、謙虚で相手に対して多くを求めません。容姿ではなく、持ち前の明るさや気遣い（時には押しの強さや粘り強さなど）、性格で勝負します。出会いがあれば、男性のステイタスなどで選り好みをせず誠実におつきあいをし、美人ではないけれども、彼女といると心地が良い、楽しいなど、内面を認められ結婚となります。またCタイプの女性は、マッチメーカーのアドバイスも素直に受け入れるので、マッチメーカーとしてもサポートがしやすいのです。

では、なぜAのカテゴリーに入る女性が一番難しいのでしょうか？彼女達は女性としての魅力がありますので、一般的にステイタスが高いと言われる男性との出会いもあります。社交性もあり、コンパの場数もこなし、女子力があるため男性ウケも大変良いタイプです。出会いの場も多いのですが、実はそこが落とし穴となります。

彼女達は、自分にはもっと良い出会いがあるはずと選りすぐりをし、どの人とも真剣に向き合わない傾向にあるからです（これはオンラインデーティングにも言えることですので皆さん注意してください。過去にもオンラインデーティングについては何度も書かせていただいているのでここでは省きます）。そしてAタイプの女性は、A+タイプの女性ほどではないものの、容姿端麗なため、きらびやかなライフスタイルを送っている自信家の結婚願望のないナルシストや、遊び人の既婚者までも寄せ付けてしまい、うっかりすると、結婚の対象とならない男性に数年費やしているケースもあります。そしていつの間にか彼女が求めている男性達の対象外の年齢となってしまうのですが、年齢よりも若く見え、容姿に対しても努力を怠らないので、一般的に素敵に見える彼女達は、周りからの評価も高く、自分はイケていると思い続けます。

婚活市場外であれば、彼女達は確かに魅力的でチヤホヤもされますので、真剣に結婚を考えている男性は実年齢にこだわるという点に気がつくことが遅れます。今まで頻繁にあった医者やパイロット、実業家達とのコンパの数が急激に減ってきた頃、きらびやかなライフスタイルを過去にちょっと覗いてしまったがゆえに、男性のステイタスにどうしてもこだわり続ける彼女達は、男性の年収が事前に分かる結婚相談所への登録を考えます。日本の結婚相談所では、会員自身が会員の一覧サイト（データベース）に入り、自分でお相手を探し、気に入った方にリクエストを入れるシステムが多いのですが（＊glowではマッチメーカーがお相手を探します）、お相手の男性から良い返事を貰えないケースが続くそうです。担当の仲人から、お見合いが成立しそうな、彼女の求めている男性よりもちょっと年齢が上の方や、少し年収が低い方をお勧めしても、首を縦に振らずにあっという間に時間が過ぎていき、ますます一般優良男子との出会いが遠ざかっていくのです。

彼女達は、過去付き合ってきた男性達と、現在出会いのある男性達を比べ続けているのです。でも、過去―例えば5年前、3年前、2年前は、彼女自身も5歳、3歳、2歳若かった、ということには気が付いていません。彼女達が結婚したいと思っていた男性達は、既にA+の女性を選んでいるかもしれませんし、彼女達が同時進行でいろいろな男性と浅いデートを繰り返している間に、一緒にいてホッとするBタイプや、自分一筋で尽くしてくれるCタイプの女性達が彼のハートをつかんでいるのかもれません。

大抵の結婚相談所は、無料コンサルテーションを設けていますので、そろそろ結婚をお考えの方は、今の自分のマーケットバリューを把握するために、ちょっと勇気を出して受けてみてはいかがでしょうか？特に相手に厳しい条件をつけていたAタイプの女性には現状把握するためにも、ショック療法としていいかもしれません。私が一緒に仕事をしているマッチメーカーは、皆真面目に皆さんのお相手を探しています。そして時には耳を覆いたくなるような事実をお伝えしなくてはならないケースもあります。あるマッチメーカーは、コンサルテーションを受けた女性に、彼女の理想のタイプの方のご紹介は難しいと正直にお伝えしたそうです。するとその後、上品そうだった彼女は逆ギレをし、口汚い脅迫めいたメールを送りつけてきたそうです。どうぞ思わしくない結果を聞かされたとしても、マッチメーカーに逆ギレなどされませんように…。