小児科臨床の四季

小児医業は、四季を通じ色々な病気に立ち会う。春は花粉によるアレルギー、そして秋から初冬にはインフルエンザ。子供達の病気を看るのは大変だが、それなりの楽しみがある。お母さま達の心の休みとなれば幸い。

2019年 6月 19日更新

第13回 : 第二の心臓 ~ふくらはぎ~

おそらく普段は何にも気に留めていないでしよう。下肢のふくらはぎは、実は“第二の心臓”と呼ばれるほど、私たちの健康にとって大切な臓器であることをご存知でしょうか?ふくらはぎは、膝から下の脚にある2つの筋肉(腓腹筋とヒラメ筋)で構成されています。これらが、私たちが歩いたり走ったりする時に、収縮と弛緩を繰り返してその運動を助けてくれるのです。筋肉が収縮すると、血管を圧迫して静脈還流が促進され,弛緩すると、足の末端部に血液が運ばれる機能をふくらはぎの筋肉が持っています。こうしたいわゆる筋肉ポンプで、心臓から、全身、ことに下半身に送られた血液を、また心臓に送り戻す働きを持っていることから、ふくらはぎを第二の心臓と呼んでいるのです。

歩くことは健康維持にとって大切です。大きく息を吸って歩きましょう。一日に3500歩くらいは歩きたいものです。そうすると、夜のふくらはぎの痙攣を起こすことは少なくなるでしょう。皆さんは、夜中にふくらはぎの硬直痙攣の痛みに悩まされたことはありませんか?それは多くの場合、昼の間の脚の運動が足りなかったことが原因で、静脈還流に支障をきたしたためです。そのような時の対策としては、足の根元から膝の方に向かって、雑巾を絞るようにもみあげると良いでしょう。

2019年 6月 19日更新

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Columnist's Profile

吉田小児科院院長Takashi Yoshida(Yoshida Pediatrics 吉田小児医院)

北海道出身。北海道大学卒業。大学院での研修終了後渡米。主に基礎医学の研修に18年間携わる。そのうち2年間はNIH(National Institute of Health)フェローとしてイギリスに留学。ケンブリッジ、オックスフォード大学では基礎生化学の研修を行う。1972年より小児臨床に転向。ノースウェスタンおよびスタンフォード大学で小児レジデンスの研修を終え、1976年より当地で開業、現在に至る。小児臨床では、新生児から18歳まで健康診断および一般小児の病気を対象に診療にあたっている。患者層は日本人のみならず世界各国からの子供も多く、殊にラテン系の子供にはスペイン語で話しかけるのが楽しみ。毎週5日と第1、第3土曜日は半日診療を行っているほか、緊急の場合は必ず当日に受付診療しているので心配はなし。泣いて入ってくる子共が、帰る頃には笑い声を立てているのが第一の楽しみ。また体を鍛える目的で、毎日曜早朝9ホールのゴルフ廻りをしている。その他は読書や囲碁を自分流で楽しみながら続けている。

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