Chiropractic Functional Neurologist
Hiro Sugawara D.C. Hiro Sugawara, D.C.

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持続する原始反射 (Primitive Reflexes) と脳の成長障害の関係 (後編)
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身体と精神の成長 - トゥレット症(Tourette Syndrome)
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身体精神の成長 - 広範囲の成長障害(PDD-NOS, Pervasive Development Disorder- Not Otherwise Specified)
36 vez : 
身体、精神の成長 - 小児崩壊性障害(Childhood Disintegrative Disorder)またはヘラー症候群(Heller's Syndrome)
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身体と精神の成長 - 聴覚解析障害(Auditory Processing Disorder, APD)
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五感 - 味覚
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五感 - 聴覚(Auditory System)
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43 vez : 
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カイロプラクティックは面白い!

カイロプラクティックはとても面白い、皆さんへお伝えしたいその不思議と魅力

Actualizada en 2017/ 1/ 30

55 vez : 言語や嚥下(えんげ)などを司る脳神経第12番:舌下神経(Hypoglossal Nerve)

最後の脳神経は、第12番舌下神経(Hypoglossal Nerve)です。神経の中枢は、脳幹の一番下のメデゥーラ(Medulla oblongata)から出て、頭蓋骨を抜けて、途中脊髄神経のC-1、C-2と合流し、口の下まで行きます。さらにそこから左右に分かれ、舌を動かすほとんどの筋肉をコントロールしています。ちなみに運動機能のみで知覚機能はありません。脊髄神経C1、 C2も、直接ではないものの、動かす助けをするための舌の筋肉をコントロールしています。

この筋肉のコントロールには、意識的な部分と無意識な部分があります。意識的な部分は、話をしたり、舌を思い通りに動かしたりするという行為を司っています。一方、無意識な部分は、食事の時に食べ物を口から喉に送り込む、また唾液を飲み込むなどを行ないます。これらがもしできなくなると、睡眠中に唾液を飲み込めなくなり、大変なことになります。また舌の位置と声帯のタイミングがうまくかみ合わないと、言葉を正しく発することができなくなり、話しをすることが難しくなってしまいます。

(Fig.1) 舌下神経(Hypoglossal Nerve)の全容です。
画像出典:Cranial Nerve Illustrated Hypoglossal Nerve

(Fig.2) 舌下神経が頭蓋骨から抜けて口の下に行く道筋の途中です。
画像出典:Cranial Nerve Illustrated Hypoglossal Nerve

舌下神経の損傷で起こる症状とは

舌下神経は、さまざまな原因によって損傷を受け、問題を起こすことがあります。なかでも大きな原因となるのは、卒中や脳幹の腫瘍、多発性硬化症(Multiple Sclerosis)、そして心因性によるものです。

損傷によって起こるものの中で、最も多い症状が舌の片側麻痺(Unilateral Paralysis)です。この症状は、舌を出した時、はっきりと舌が損傷を受けた神経の方向に偏って出ます。神経障害の方向を舌が指しているというわけです。また中枢神経や末梢神経など、損傷を受けた場所によって、現れる症状は異なります。

(Fig.3) Bは右の神経損傷により右の筋肉が動かなくなり、舌を出した時に右に偏って出てしまいます。Cは反対です。
画像出典:Cranial Nerve Illustrated Hypoglossal Nerve

脳幹にある舌下神経の神経核(Nuclear)より上部分に損傷を受けた時の症状(Fig.4)

  • 舌の筋肉の退化はない。
  • 舌の筋肉の痙攣はない。
  • この場合は、舌を出した時、ダメージを受けた場所と反対側に偏って出ます。

神経核より損傷が下部分に出たの場合は、舌の筋肉の退化が損傷を受けた場所と同じ側で、舌を出した時は同じ方向に偏って出ます(Fig.5)。

  • 舌の筋肉の痙攣は可能性あり。

損傷が大脳にあるときは、言葉や話し方に障害が出ます。

(Fig.4) 右の神経核より上部分に損傷があります。このため舌は損傷側と反対の方向に曲がってしまいます。 画像出典:Cranial Nerve Illustrated Hypoglossal Nerve

(Fig.5) 損傷が神経核より下にあります。それゆえ舌は損傷側と同じ方向に曲がってしまいます。 画像出典:Cranial Nerve Illustrated Hypoglossal Nerve

これらの症状は、頭のケガや脳内の出血、神経毒など、いろいろな原因で起こることもあります。 舌下神経の問題は、言葉や話し方に障害が出たり、無意識で行っている唾液や食べ物を飲み込むといった大事な機能をコントロールしているので、この神経がきちんと機能しないと、大変の不都合が生じます。

カイロプラクティック治療の効果

神経カイロプラクティクでは、このような問題が起きた時、舌下神経と関係の近い脳神経を使ったり大脳を刺激したりして治癒を目指します。

Actualizada en 2017/ 1/ 30

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Columnist's Profile

Chiropractic Functional NeurologistHiro Sugawara D.C.(Hiro Sugawara, D.C.)

空手や棒術などの武道に打ち込む中、少林寺拳法の整体に興味を持ち、それがきっかけになりカイロプラクティックを知り渡米。1990年に Palmer - Westカイロプラクティック大学を卒業、学位を取得、92年 Sunnyvale に開業現在に至る。94年には、公認スポーツカイロプラクター資格を取得、95年より2000年母校 Palmer - West大学にて講師を務める。98年より Chiropractic Neurology の勉強を始め神経科カイロプラクティックの知識を深め、さらに、平衡感覚リハビリテーション講座、交通事故のスペシャリストとしての Auto Safety Trainer講座、機能神経科としての Developmental Disorder Specialty (発達障害児講座) 等数々の講座を終了。現在も Mountain View のシニアセンターやPHP (Parent Help Parent) にてセミナーを行いながら更なるカイロプラクティックの知識と技術向上に努めています。

Hiro Sugawara, D.C.

990 W Fremont Ave Ste M, Sunnyvale CA 94087
TEL:
408-738-0707

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