災害に備える
- 1. どこのホテルが災害時にペットと共に宿泊ができるか確認する
-
自宅が災害によって破損や崩壊した場合、ペットを置き去りにするのはとても危険です。 幸いサンフランシスコにはペットも泊まれるホテルが比較的多いです。 災害時の対応については、あらかじめ電話などで確認しましょう。
- 2. 友人やご近所さんに、災害時のペットの保護を依頼する
-
外出時に被害にあった時のため、友人や近所の人にペットを保護してもらうようにお願いしておきましょう。 そして、その方たちの連絡先をリストにして常に持ち歩きましょう。
- 3. ペットを隔離する物を用意する
-
大切な家族の一員と言っても、避難所ではペットを嫌がる人たちも少なくありません。 その場合を考えてキャリーバッグやケージなどの隔離できる物をあらかじめ準備しておきましょう。
- 4. ペットをキャリーバッグに慣らせておく
-
非難時に使うキャリーバッグやケージは、普段から使ってペットに慣れさせ、少しでもその中で過ごすストレスを軽減させてあげましょう。
- 5. ワクチン接種を済ませておく
-
ワクチンの摂取とその証明を準備して下さい。 避難所では、ウイルス感染を防ぐためワクチン摂取の証明のないペットの入場を禁止する場合があります。
- 6. マイクロチップについて考える
-
マイクロチップの存在をご存知ですか?マイクロチップとは、ペットIDが記録されたチップのことで、それをペットの体内に埋め込みます。 そうすることで、災害時ペットと離れ離れになったとしても、高い確率で見つけ出すことができます。 興味のある方は近くの動物病院に相談してみましょう。
ペット用 非常用品一覧
災害時に備えて最低72時間過ごすのに必要な物を準備しておきましょう。
以下が一覧です。
- ペットフード
- 水
- 首輪とリード
- ゴミ箱またはゴミ袋
- ペットのIDカード
- ペットの写真
- 薬
- 医療カルテ(記録手帳)
- ペットのための応急処置セット
- キャリーバッグまたはケージ
知っておいてほしいこと
災害発生時には赤十字からも警告を発表します。その際は警告に従ってペットを安全な場所に保護して下さい。
災害が起きたあと、ペットがストレスやパニックで攻撃的になることがあります。他の人や動物に危害を与えないよう、確実に保護してあげて下さい。この攻撃的な行動は一時的なものだと言われていますが、この症状が続くようならば獣医に相談しなければなりません。
ペットのファーストエイドについて
ペットのファーストエイドはペットのオーナーとして知っているべき事です。赤十字では、犬猫の応急処置に関するトレーニングマニュアルとDVDを販売をしています($16.95)。どちらも30分程度のトレーニング内容となっています。主な内容は下記の通りです。
- 緊急事態の病気の兆候とその処置の仕方
- 応急処置セットの使い方と薬の与え方
- ペットの健康を維持する方法
- 60種別の犬または猫の応急処置の方法
トレーニングに関する詳細は下記のウェブサイトで確認してください。下記のウェブサイトにてDVDのサンプルも見ることができます。